Information 長谷川政弘の2025年の活動情報をお知らせしていきます
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● 1月にアート&テクノロジーヴィレッジ京都 (ATVK)「栄遊館」に作品を設置
2025年1月20日(月)
1月14日に日本テレネット株式会社様からのご依頼でアート&テクノロジーヴィレッジ京都「栄遊館」燕子花の群生作品を設置し20日に無事開所式を迎えることができました。 ソーラー庭園「光の庭」について(日本テレネット株式会社HPより)
日本庭園(枯山水)という伝統芸術(アート)と、太陽光発電システムというテクノロジーを融合させた庭園で、アート&テクノロジーを具現化した設備となっています。「光の庭」全体のデザインは、いけばな未生流笹岡の御家元である笹岡隆甫先生に手掛けていただき、杜若のオブジェを大阪芸術大学 芸術学部 工芸学科 教授の長谷川政弘先生に制作いただきました。発電した電力は栄遊館で自家消費いたします。 「光の庭」設置・提案の特長(工法と防災時機能)(エコリンクス株式会社HPより)
「光の庭」設置・提案の特長(工法と防災時機能)光の庭」全体のデザインは、いけばな未生流笹岡の御家元である笹岡隆甫先生が手掛けられ、杜若のオブジェは大阪芸術大学 芸術学部 工芸学科 教授の長谷川政弘先生が制作を担当なさいました。「光の庭」は、コンクリート壁面へのフレキシブル太陽電池の取り付け工法を応用し、地面に打設したコンクリートの土台の上にフレキシブル太陽電池を接着剤で固定するという工法で設置しています。バックシートを黒くした全面が黒いブラックパネルを採用し、さらにパネル間のコンクリート目地も見えないように黒い塗装を施すことで一面黒色の湖面のような外観を作り出し、さらには中央にステンレス製の杜若オブジェを設置することで、水面に見立てた太陽電池との一体感を表現しています。また、外周に露出したコネクタ部や電線を人工竹のカバーで覆う事で、景観に配慮し、自然や街に調和しているのも大きな特長です。 |
普段は蓮のモチーフで作品展開しておりますが燕子花(カキツバタ)の制作は初めてとなります。
花は厚さ0.3mmのステンレス板を使用し、蕾は、ステンレスの無垢材を削り出しました。
尾形光琳の代表作の燕子花をモチーフにした「八橋図屏風」をオマージュした現代のソーラー庭園「光の庭」です。
光琳の燕子花の群生を意識したレイアウトを試みました。
材質はステンレススチールで黒いソーラーパネルと対比させモノトーンの庭園の世界を表現しました。
花7株、蕾5株、葉6株で構成しています。
ステンレスの葉が下の黒い玉砂利を映し込んで光と影の美しいコントラストが生まれました。
外構工事が進むともっと素敵な空間になるでしょう。
橋と燕子花があることによって、敷き詰められた現代の産物のソーラーパネルが水面に見えるでしょうか?
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