淡路夢舞台とは2000年に淡路花博が行われた会場で安藤忠男氏の設計による国際会議場やウエスティンホテル、奇跡の星植物館、野外劇場などを含む総合施設です。

阪神、淡路大震災の10年目の節目として今回のイベントがあります。私は向山潔氏のアートプロデュースにより円形フォーラムの水面上に大・小500枚以上の蓮の作品を使ったインスタレーションを行っています。夜には作品群の影を円形フォーラム内に映し出すライトアップも施されオリジナルの音楽とともに幻想的な空間となります。かすかな風で揺れる水面、蓮と絡み合う自然の光と人工の光との対比をお楽しみ下さい。

大阪での個展は5年ぶりとなります。ブロンズ鋳造による「生命の記憶」シリーズと「Cell」シリーズを出品します。11月16日（火）午後5時よりパーティーを開きますのでお気軽に御参加ください。このギャラリーは11月から開館する国立国際美術館の近くに位置しております。開催中のマルセル・デュシャン展と合わせ是非お立ち寄り下さい。

ガーデンミュージアムの植物というキーワードに合わせて「蓮」シリーズと「Apple 」シリーズの二本立てで空間をつくります。この時期はきっと比叡山頂から見下ろす素晴らしい景色と紅葉が満喫できる事でしょう。

守山市民ホールで行われる今回で11回目の現代美術の企画展です。

生から死へそして再生、現代に一個人としてどう関わっていく事ができるのか？というテーマをかかげた岡山の現代美術作家の小野和則さんとのコラボレーションです。私は蓮という植物のかたちを借りてそれに挑みました。

小野さんは会場の壁の三面を向かって右面を「天」正面を「地」左面を「仁」というイメージをつくり中央に配置した私の作品が見る方向によって違って見えるよう配慮してくれました。

（写真上）「天」をバックにした方向。

（写真左）「地」をバックにした方向。光りを受け水を吸い上げ呼吸する蓮は私達人間の生の象徴です。

（写真上）死と誕生の象徴である蓮の実。

（写真右）「仁」をバックにした方向。蓮の花は人間の美しさの象徴として用いました。

ハス好き必見です！！

蓮をキーワードにあらゆるジャンルからの作品や資料を集めた展覧会です。絵画、彫刻、染色、陶磁器、写真、装身具、書、拓本、仏教資料等、たとえば出品作家は日本画の小倉亀遊さんや絵画の須田剋太さん、彫刻の佐藤忠良さん、薮内佐斗司さんなどベテランから若手まで作家層も幅の広い展覧会です。

私の出品作品はマロニエで展示したタイプの銅板の小さな蓮をたくさんちりばめたインスタレーションとドバイでつくったタイプの鉄を使った大型作品のインスタレーションです。

22日には、網干善教氏による記念講演会「蓮華文様の文化」、29日には田中守道氏による映像観賞会「100の蓮を観る」、15日には展示解説が予定されております。詳しくはセンターに問い合わせください。

2004年7月10日付 京都新聞

個展は盛況の内、終了致しました。観に来て下さった方々、猛暑の中本当にありがとうございました。

展示は銅板とガラスでできた蓮の葉を約270枚を直径2.5メートルの円形に配置し、壁の作品と合わせたインスタレーションです。

日本全国からの出品者があり、ここ近年海外からの出品者が増えてきてますます国際的な色が強くなってきた彫刻展です。小品を中心とした展覧会です。

　私の所属している京都彫刻家協会の毎年行われる小品展です。

アラブ首長国連邦のドバイにて開かれた国際アートシンポジウムに招待されました。

4０人の彫刻家と4０人の画家が世界各国からドバイに集まり文化交流をしながらそれぞれの作家が作品を公開制作しました。